メルボルンのマーケット。

メルボルンにはマーケットが多い。最初の頃はよくビクトリアンマーケットとかサンデーマーケットとかに行っていた。でも何回かいく毎に飽きてきてしまう。そんな時に発見したのが, Farmer's Market。

最近は経済不況で売り上げは落ち気味だが、ヒッピー系には未だ人気の高いオーガニック食品。

そのオーガニック食品を生産している個人業者が出店している場所、それが Farmer's Market。

土曜日の大体8時半から午後1時まで開いている。週によって開催地が異なる。

Luna Park

第1週: St.Kilda の Luna Parkの裏、Veg Outというコミュニティーガーデン。

個人的にはあんましすきじゃないんだな。

車をとめる場所を探すのが至難の業、プラス駐車料が高め。人が多すぎる。

第2週:Collingwood Children Farm。

ここは一番庶民的な感じのする場所っぽいがまだ行ったことがない。

場所はAbbotsfordの修道院の隣。

2002年10月、住宅地の開発で一時このコミュニティーファームが消えかけた。

それをきっかけにイメージ向上、募金収集を目的にFarmer's Marketのオープンにいたったという。

第3週:South Melbourneのアルバートパーク。

場所が公園だから、家族でのんびり過ごすのにもいい。

第4週:Abbotsford の 修道院所有地。

バスキングなどやっている人もいて、ここも結構楽しい。

以前は朝食を食べずに来て、おいしいオーガニック食品を沢山試食していた。

最近は、試食出来ない店も増えたみたいだ。

*マーケットの露店で売られているものはどれも美味しいが、店によって、味がやはりすこしずつ異なる。だから、お店を何度か行き来して食べ比べてみるといい。

チーズやジャムなどは特に店によっての差が大きい気がする。

買いたい物を決めてくるといい。

何でも欲しくなり100ドル位は直ぐに使い切ってしまう事が多いから。

:Ceres のマーケット:

Merri Creek1

Ceres は East Brunswick の Merri Creekという小川の脇にある。

私は早起きが苦手なので、Farmer's Market を逃してしまう事が非常に多い。

そんな私にとって、ここが3時迄開いているのは本当にありがたい。

リピーターになるのにそんなに時間はかからなかった。

実はこのマーケットは雰囲気がほかの場所と全く違う。

公園といえば公園。都会の中の田舎。都会の中のオアシス。

マーケット自体の規模は小さい。

オーガニックの作物を売っている場所は狭く、

その脇で手作りの服(主に麻)や古本、レコード、ガラクタ等をヒッピーっぽい人達が売っている。

Ceres Market

その裏は畑になっており、そこで栽培された野菜がそのまま売られているのだ。

鶏も辺りを普通にほっつき歩いている。

臭いが気になる人もいるかもしれない。糞もそのまま土の中で分解され、肥料になる。

その鶏が産んだ卵は隣のカフェでコンチネンタルブレイクファストに使われる。

マーケットからMerri Creek の方へ歩いていくとわかるが、肥料は昔ながらのあなたのうんちゃんが分解されて使用されているのがわかる。おおっ。

これがオーガニックの真髄であろう。

来るときは必ず、皆グリーンバッグかダンボール箱をもってくる。

来る人も近場から来るヒッピー系、女性のゲイカップル、Vegetarian、Veganが多い。

Nursery.jpg

入り口近くではガーデニング用の肥料とか、コンポストビンとか、ミミズファームとかを売っている。

裏口付近には、Bike Shed がある。チャリの修理小屋。

壊れたチャリを解体してタイヤチューブをリサイクルしている。

ちなみに、修理されたチャリは貸出し可。

Bike Shed

そして、裏口から Merri Creek へ。

バイクトラック兼、遊歩道につながる。

Merri Creek2

しばし目を閉じる。

鳥の鳴き声。木の葉が揺れている。水が流れている。

深く息を吸いこみ、目を閉じたまま顔を空に向ける。

体が、自分の中心が、自然と一体になるのを感じる。そして、実際に自分が自然の一部だと云う事に気づく。

そういう特別な場所だ。

一味違ったメルボルンを体験したい人、こんな場所、どうでしょうか。

Cafe.jpg

Farmer's Market リンク:

http://www.mfm.com.au/markets.htm

Ceres リンク:

http://www.ceres.org.au/market

思い出。

私はメルボルンに2001年に来たが、その年は色々な事があった。

マレーシア経由でアンセット航空でメルボルンに着いた。

そのアンセットがその年に倒産。

当時メ ルボルン中央駅には大丸があったが、その大丸が閉店。

11/09もその年に起こった。

そして時は過ぎた。Spencer Street の駅がSouthern Cross Stationと名前もかわった。


9年後。

メルボルン近郊は相変わらず、新しいショッピングセンターや、

おしゃれな店がオープンしている。

郊外のマーケットやストリートなども、

場所によってそれぞれ、

地元色が出ていたり、移民の営む商店等があって面白い。

でも小さな商店は経済不況の中、やはり消えて行っている。

日本に帰ったとき、

近所の駄菓子屋が無くなっていた。

昔行っていた保育園も消えていた。

さびしかった。

懐かしいものが年々消えていく。もう2010年。

古着屋さん。

ちょっとテーマは逸れますが。


:古着のリサイクル:

自然環境を守るため、ということで

  •  ショッピングには必ず手持ちのかばんを利用する。
  •  庭の水遣りは溜め水で。
  •  生ごみは庭の肥料にする。

など、私の周りの皆さんも色々やっていますが、

若い人には他にもアイデアがあるようで。


  • 5年前-

オプショップ中毒になったのは、以前Brunswickに住んでいた頃だった。

Sydney Roadの商店街にはオプショップや古着屋がぽつぽつと存在する。

最初は服だけを、着る為だけに買っていた。

Sydney Roadに、Scavengerというふざけた名前の古着屋がある。

エスニック系やアジア系のかわいいデザインの服がけっこうある。

値段は高めで、糸のほつれや綻びのある物もある。


それでも若い子がよく入っていく。

Scavengers.jpeg

一昨昨日、Westgarthの古物屋(後で紹介します)の女主人と話をしていた。

彼女は白髪だが、白髪を除くと年齢不詳。

肌もきれいで、よく見るとかわいい顔をしている。


昔、私の働くオプショップで、生地をたまに買っていたらしい。

最近、若い子がまた、自分で服を縫うようになったねぇ、と言いながら

私も若い頃は沢山作ったのよ、という。

(そういえば、トラムで編み物をしている子もたまに見かける。)


最近の若い子には、結構クリエイティブなタイプがいる。

Botton accessories1 Botton curtain

自分で生地を買って、服を縫う。

ボタンを集めて、アクセサリーを作ったり。

或いは服をバッグに作り直したり、パッチワークにしたり、

部屋の飾りを作ったり。

それを売っている人もいる。


そこに、ちょっと変わったパターンの生地をとりいれて、

すごくファンキーな物を作ってしまう。

安全ピンを服の飾りに使っているのも見かける。

safety pin bracelet safety pin earrings

古着を糸状にカットして、編んでマットにしたりも出来るらしい。

すごい。


Scavengers(ごみあさりする輩、じゃなくて宝探しか?)

ここの服は、勿論そのまま着ても充分かわいいです。

349 Sydney Rd, Brunswick, VIC 3056(メルボルン市内からTram 19で15分くらい?)


http://diyfashion.about.com/od/recycledprojects/tp/Recycle-Your-Clothes.htm

簡単な服のリサイクルのレシピが載ってます。


http://www.ehow.com/videos-on_4131_recycle-old-clothes-new-fashions.html

服のリサイクルいろいろ。。。

ビデオクリップが載っているので、英語苦手でも大丈夫?


http://www.hippieclothes.com/

ここはかわいい服いっぱいあります。

スカートとか、シングレットとかは自分でも作れそうですよね。

chevron_skirt_small.jpg NewTops13S1.jpg

Tradie。

:私のTradie苦手意識(愚痴たらたら):

bob the builder Tradie.jpeg

私はどうもTradie(大工さん、配管工、消防士さん。交通整理の人も入る。)のおっちゃんが苦手だ。

特に、中年以上の大工さんと配管工さん。


根はいい奴が多いのだが、自分はプロだから任せておけ。という感じの

コミュニケーション下手な、不器用なおっちゃんが多い。


そんなおっちゃん達に、私は圧倒されてしまって

質問も出来なきゃ、こうして欲しいなんて口が裂けても言えない。

以前ちょっと意見言ったら、ちょ~嫌な顔された。

その後、口もきいてくれない。。。:。。(


ただねぇ。任せておくと適当な仕事する人、多いんだよねぇ。

客は専門的な事なんて一切わからないから、仕方ないのかも。


とは言っても、その人がちゃんとした仕事をやってくれるか、なんて、やってもらわなきゃわかんないじゃん。


じゃあどうするの?

そうねぇ。残念ですが、あきらめてください。

直感を信じて、もしそれが外れたら、まあ、しょうがないね。

オーストラリアにいるんだから。

って、旦那に言われました。

Western Bulldogs

Footie (AFLフットボール)話とかしたら、結構乗って来て

コミュニケーション楽になる気がします。

そうそう、Tradie といえば。

:Australia's Hottest Tradie 2010:

Hot tradies
Hottest Tradie

2ヶ月ほど前、オーストラリアで一番セクシーなTradieコンテストがあった。

シックスパックの腹筋を見せつけポーズをとる若いTradieのお兄さん達。

Hot Tradie2 hot tradie 3 Sexy tradie

オーストラリアの主婦はTradieに弱いらしい。

セクシーな筋肉、むんむん男の色気を放っている、ってんで、それに参ってしまうって事か。


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家の旦那も仕事着のベスト(黄色かオレンジ)を着ていると、かなり視線を浴びるらしい。う~む。


もしかして、ユニホームにも弱い?


ちなみに今年で2回目になるこのコンテストは RSVP というデーティングサイトが開催している。

セクシーなオージーのTradieに興味のある方はこちらのリンクをチェックしてみよう!

http://www.rsvp.com.au/communities/Australia%27s+Hottest+Tradie/Australia%27s+Hottest+Tradie/461.jsp

愛しき日々。

:中古車:


最近はケイタイでも何でも最新の物を持つ人が増えているが、車に関してだけは、オーストラリアでは未だに中古車を乗り回している人が数多くいる。


人気はやはり、昔のHOLDENとか、BMW BEETLEとかだ。

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旦那も愛車のマイティーボーイを可愛がっている。そう、知る人ぞ知る、80年代日本のカルト人気車だ。 

国内に2つのマイティーボーイ愛好会みたいなもの がある。


Picture 133 (Small)

車を可愛がるってのも妙な表現だが、愛車ってのは野郎にとっては親友みたいなものなんだな。


可愛がっているとは言え、しょっちゅうあそこが壊れた、変な音がする、等と文句を言ってはいじくりまわし、時々失敗しては怒り出す。


が、愛車をいじくりながらガレージで時間を潰すのは

40代以上のオーストラリア野郎にとっては

無上の幸せなのではないだろうか。


:古いテディーベア:


子供の頃の思い出の品や若い頃に買ったものとかは愛着があってなかなか捨てられない。


旦那が子供の頃から持っているテディーベアたちも綻びや汚れがかなりひどい。

何回か洗濯をしたが、その度に綻びがひどくなるので、40年近く経つものは、 ‘大手術’を経験している。


しかもそれぞれが名前を持っていて、自分の場所を持っている。

友達もいる。“。。。”


Bruzo.jpg

*写真のテディーは大手術後のブルーゾー君。

眼が未だないので、スティービーワンダーよろしくサングラスかけてます。

御年40歳。



:そして:


旦那のマイティーボーイへの思いも似たようなものだ。


古い車ってのはそれぞれ強い個性を持っている気がする。

そして、持ち主の思い出も乗せている。


マイティーボーイの同好会リンク:


http://www.tamon.org/


http://www.mightyboyclub.com/forum/

ザ・VB。-ビクトリアンビター(ビール)

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TradieとTruckie(トラックの運ちゃん。)のおっちゃんの友。

Footieへのお供。Barbieへのお供。

安くてまずくて、でも愛され親しまれているクラップ、VB。 (あくまで独断と偏見)


VBの好きな人、ごめんなさ~い。

でも。 私は大嫌いだ!!! 何であんなまずいビール飲めるんだ!


まあ、皆ビールの事しょんべんと呼ぶ位だから、VBはその代名詞といえよう。

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そのVBがヨーロピアンビールを思わせる、首の長いボトルに入った新製品を出した。う~ん。新製品。


― って、VBはやはりVBだろ。 VBってのはやっぱりあの首の短くてださい、Stubbieに入っていなければいけない!


缶バージョンも人気があるが、私の中ではVBはやっぱりStubbieに限る。

そして。 VBはまずくなくてはいけない!


いかにも肉体労働者系のおっちゃん達がどう思うか興味がある。

GEN Yの若者がどう思うかは私にもわからない。 でもVBのオリジナル版がやはりしょんべんの真髄なのではないか!


私の頭の中。


Tradieの太目のおっちゃんがヨーロピアン系のしゃれたボトルのVBを片手に持っている。 それをぐびっと。 あれっ?


場面は変わる。ホワイトカラーのお兄さんがボトルを傾ける。 ちょっとしゃれたデザイン。 Check。 あれっ? VBのロゴ。‘。。。’


昨年実家に帰った時、ビールが余り好きではない母が、

“だって、ビールっておしっこみたいでしょ。”

と言ったのに旦那が爆笑した。



好きか嫌いかは別として、何故か憎めないキャラをもってる。 VBはそんなビールだ。

East Brunswick。

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MelbourneのCBDからトラム1?で20分位か。

私の好きな場所の一つ。

ここはアート系、ヒッピー系の溜まり場。

昔のクラスメイトも結構住んでいた。

前回のエントリーで紹介した、

Merri Creekという小さな川があり、

フェミニストで“Monkey Grip”(映画になりました。)の作者でもある作家、

Helen Garnerも一時住んでいたようだ。


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Monkey Grip (novel) - Wikipedia, the free encyclopedia

  • 70年代のセクシュアルレボリューションの真っ只中、

ヒッピーのシングルマザー(一応教師)と薬中毒のミュージシャンが出会う。

カジュアルな関係と自分に言い聞かせつつ、絶望的に相手を愛してしまう主人公。

自分の気持ちが何なのか、どこにあるのか。

破滅型の、自分の面倒も見れない、薬の乱用で半分壊れている男。

そんな男を時に母親のような目で見ている主人公。

男を救おうとして、何もできず、自分も壊れていく。

娘の将来への不安もある。


はっきりとは書いていないけれど、この小説は

East Brunswick が舞台なのではないか、と私は勝手に思っている。

主人公も作家本人がモデルになっている感じがする。

実は、私が学生の頃、彼女がゲスト講師として一度来た。

(ちなみに彼女自身もシングルマザーである。知り合いには彼女の娘と学校で同級生だった、という人もいる位だ。)


彼女の他の短編、The Children’s Bach - Wikipedia, the free encyclopediaもこの辺りを舞台にしている。


ここにも表面的にはクールで、子持ちのミュージシャンと付き合っている主人公が登場する。その彼女がある日、メルボルン空港のカフェで、昔家をシェアしていた友達に再会する。

その友達はMerri Creek沿いに家を持ち、障害を持つ子供と、妻と平和な家庭を保っていた。


古き良き時代の価値観を持ち続け、家族として妻を愛する男と、

それを受け入れ、良き妻、母親の役割を受け入れているかに見える女。


その家族が近代的な価値観を持つ、ジャーナリストの主人公の登場により、根底を揺るがされていく。


オーストラリアの作家なので日本語の訳が出ているかわからないが、

どちらも抑えた感情が激しく迫ってくる、そんな文章だ。



その舞台、East Brunswick は‘自称アーティスト、自称ミュージシャン’といった、

余りお金のない若者が多く、だいたい家をシェアしている。


職業も大概カフェの店員という感じ。

でも見かけはそれなりに‘アーティー系’。

結構ヘンプ生地の服とか、かばん持ってる人が多いです。


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ある地元のカフェ

木製の少し古びた感じのするカウンターとテーブル。

BeatとかInpressとかいう音楽系フリーペーパーがある。


オーガニックのベジタリアンのメニューも多い。ヨガとかベリーダンスのコースの広告とかもある。


この辺には他の場所よりベジタリアンとVeganが多い気がする。

Vegan族は最近増えてきていて、情報交換をするネットも存在する。

例えば、スーパーとかで売っているベジタリアン商品を取り上げて、

実はこれには動物由来成分が含まれている。という様な情報だ。


St. KildaやFitzroyもそうだが、自称スピリチュアル系も多い。

私には深くはわからないが、ヨガ、瞑想、太極拳が人気。

スピリチュアル系のシェアハウスに行くと、仏陀像とか風水の置物とかがあって、

当然食事もベジタリアン。かなりまじめにやっている。。。

しかし同時に大麻たばこをやっている人も多い。


おう、大麻といえば、

日本ではかなり違法の感が強いが、オーストラリアでは草(weed)と呼ばれ、

違法でありながら‘みんなやってんじゃん’感覚で使用されている。

いわば日本の10代の学生がタバコを吸うようなものだ。


Tradie(職人?作業員?)のおっちゃんなんかはみんなやっているんじゃないか?

ちょっと一人旅(Bendigo)

日本にいた時よく一人で旅行にいった。

観光地はさけて、裏通りとか地元の商店街とかほっつき歩くのが好きだった。

そしてたまに地元の人と立ち話。


Bendigoという町に行ったときにそれを思い出した。Melbourneからは電車で約2時間の場所。


Melbourneの近くだと人との距離が結構遠い気がする。

でも、ちょっとMelbourneから離れると

人の雰囲気が少し違う。のんびりしている、っていうのかな。

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サンデーマーケット(正式には Bendigo Prince of Wales Showground Market)とかでちょっと会話が盛り上がるとフルーツとかただでくれちゃったりする。


時間がゆっくりと過ぎていく。3-4日居るだけで結構長くそこにいる気がする。

メルボルンに家族がいるとか、昔住んでいたと言う人も結構いる。


行ったのはブラックサタデーの直前だった(2009年2月7日のビクトリア州の山火事。

写真は燃えてしまう約1ヶ月前のキングレイク国立公園)。

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連日45度前後、ミルクバー(近所のたばこ屋ってとこか)の冷蔵庫も壊れていた。

バスは30分に一度しか来ないので炎天下でバスを待つのが嫌なら歩くしかない。

そんな極端な状況の中でも旅は楽しかった。


着いて2日目はLa Trobe大学のキャンパスに

Art Galleryがあるという情報を耳にし、行ってみる事にした。


かなりドジな私。

着いてみたら、大学は閉まっているし周りには何もない。

普通の住宅地。


仕方なくバスに乗る。

行きと同じのおじさんが運転していた。

‘閉まってたでしょ、何をしに行ったの?’とおじさん。

仕方なく自分のドジ話をした。


乗客は私だけだったので、

‘Bendigoに住んで短いの?’と聞くおじさんに

メルボルンの事とか、Bendigoの感想を話しながら、住宅地を眺めていた。

すると。


道路沿いの家のベランダを何かが飛び跳ねている。

カンガルー???

2頭いる。間違いない。

‘あれ、家の中に入って来るんだよ。’とおじさん。

‘へぇ。ペットとか言っちゃったりして?’と私。

‘まぁ、そんな所だねぇ。’と笑いながら、おじさんが言う。



翌日。Historic Maldon, Victoria, Australia - Gold, accommodation, antiques, wineries, ...という小さい古い町に蒸気機関車に乗ってみたくて行った。

残念ながら当日は運行されておらず。:(

仕方なくHigh Streetと住宅地の間をほっつき歩いた。

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感覚はタイムスリップ。


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恐らく50年くらい昔から続いている店の外には古びた紅茶の看板などがかかっている。

現在はWestpacと名称も変わったBank of New South Walesの建物もある。

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その他、古看板。

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High Streetの脇に少し入ったところにペットのトリマーの店があった。

外にはベンチがあり、男の子が、ロバをつれて座っている。

ロバがその子のペットなの だという。

カンガルーのペットに、ロバのペットか。。。


約30分後。

商店街の終わりにちょうど郵便局と車の博物館があった。

博物館といってもおじいさんが一人でやっている小さな所。

なんとなく中に入って見る。


入り口近くには年季の入った冷蔵庫やラジオ、壁には大昔のFlinders Street 駅の写真。

初期の公衆電話。

古い電話帳にはアルファベット順に数える程の電話番号が載っているのみ。


Bendigoに電車で戻るのに、バスでCastlemaineという隣町まで行かなければならなかったので

入り口近くで時間をつぶしていた私。

すると、そこのおじいさんが“バスが来るまで中にいなさい”と言ってくれた。

暑いから、といってその年代物の冷蔵庫から水を取り出してくれる。

私は何だかただでそこにいるのも申し訳なく、

博物館ならぬガレージを見てみることにした。

奥のガレージには戦後の車を含む、Auburn Sedanなどの古い車も並んでいる。

修理中と思われる車もある。

明らかに車が大好きなおじいさんは、車の事など殆ど知らない私に夢中で車の歴史を話してくれた。

旦那と気が合うだろうな、となんとはなしに思う。

戦後の自動車は外面が鉄の物が多い。

兵器等をリサイクルして製造費を抑えるためだ。

AuburnのSuicide Doorといわれるドアの名前の由来も教えてくれた。

ドアが現在と違い後ろに向かって急角度で開くので、大怪我をする人が多かったからだそうだ。

ガレージに置かれている車の中には購入者のサインつきの保証書があるものもあった。

ちょっと家族の事なども話したりして、今度は必ず旦那をつれてくると約束した。


うん。また帰ってくるからね。


実はこの博物館、何気にウエブサイトが存在する。

http://www.maldonmotormuseum.com.au/


写真はこぎれいに撮ってあるが、実際はあくまでもガレージっていう雰囲気だ。おじいさんの人懐っこいキャラが思い出される。

Northcote の古物屋。

Reservoir (Melbourne CBDから12Km北) という町に移り住んだ直後、

Tram 86 沿いを回ってみた。

トラムが SmithStreet を通るのは知っていたが、

他のにも見るものは沢山ありそうだった。


昔から歩くのが好きな私は、

Smith Street の端から端まで歩いた後、

Queens Parade から Northcote まで歩いてみた。


車からだと、見過ごしてしまう小さな店の中にも

面白い場所はある。

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そんなそぞろ歩きの途中に、

Things Second Handという店の看板を見つけた。



古物好きな私は、Second Handとか骨董とかいう物に弱い。

ところでその店だが、

その時は外に物がはみ出していた。

ドアは勿論開きっぱなし。

中に入ってみると、入るのも一苦労、という狭さ。

その中に、古物が積んである。

そう、積んである、のだ。

棚は、周りを囲んでいる古物に半分埋まっている。

まるで、ジャンクヤードで宝探しをする気分だ。


店内の写真は残念ながら撮らせてもらえなかった。

奥には物を掻き分けて行く。

掻き分けながら、ひたすら掘っていく。掘って掘って掘って。。。



何が埋まっているかわからないから。


そうして、時間は経っていく。


タイプライター、ラジオ、古雑誌、とか

ふつーのコレクターアイテムの他にも、

戦時中の弾薬嚢、昔の家庭用品、電化商品、洗濯物入れの缶?とか、

様々なコンディションで売られている。

ガラクタもあるが、普通の古物屋で見つからない珍しいものが沢山ある。


店に入ってくる人がみな、

信じられない!と眼を輝かせて、物を掻き分けていく。


そして、白髪だが、どこか年齢不詳の雰囲気の漂う

ミステリアスな女主人、


'旦那がタスマニア出身だ'、私が言うと、

1975に、ボートに自分のバイクを積んで、

タスマニアに行ったのだ、と言っていた。

フルーツピッキングをしながら、バイクでタスマニアを回ったんだって。

かなりキャラが濃い。


何時も、賃貸料が払えないと愚痴っている彼女。

お金がなくて、店が閉まってしまわなければいいが。


Things Second Hand: 115 High St, Northcote

(トラム86のBundoora行きに乗って行ける。運転手さんにHigh Streetに行きたいんですけど、と言えばその辺りで降ろしてもらえるだろう。)

Northcote の古物屋。続き。

:古雑誌 (National Geographic):

これは、そこで購入した古いNationalGeographic。

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1963年4月号(旦那の誕生年、月発行)

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1952年12月号

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コカコーラの広告。

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白黒テレビの広告。(1952、当時の人気コメディー、I love lucyのスター、Lucille Ballが、アルミメッキ加工ミラースクリーンが、黒をより黒く、白をより白く写します。と言っている。テレビは美しい木製の扉つきのユニットに入っています。豪華です。。。)

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ちなみにこちらは 63年当時の初期のカラーテレビの広告








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ソニーの持ち運び用テレビも。

新製品の宣伝広告は当時の流行や風俗を写していて、

とても興味深いです。







1952年クリスマスギフトアイデアいろいろ

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これは、ポータブルアイロン?コードレスですか?

ちょっとすごい。

でもバッテリーはどのくらいもったんだろう。。。


 



1963年クラシックカー(当時は新車)の広告 (リンカーンコンチネンタルや Buickの広告もある。)

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こちらは1952年の新車たち。->        

   









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1963年、留守電。








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1963年電話いろいろ









日本にいる時、マリクレールの雑誌を一時集めていたんだけ ど、

今どこに置いてある だろう。

捨ててはいないはず なんだけど。


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ついでにこんな広告も。。。

ニューヨークのBrooklyn Botanical Gardens の広告です。

この2人の日本人モデルは大阪出身の学生らしいです。

てんかん持ちの私と旦那の、出会い ・ 国際結婚

あぁ、あれは日本に永久帰国する予定だった1ヶ月前の事だった。

新しいハウスメイトが、飲みに行きたいってんで、

シェア仲間計4人に誰か一緒に来てくれと懇願。

他のみんなは、勉強とかデートとかで忙しいのでうんとは言わない。

結局、日本帰国直前で、特にすることも無い私に白羽の矢が当たったって訳。


パブに着くと、一杯飲んだ後、若くてリッチな男の子に目を定めた彼女は、さっさと私を置いて消えてしまった。

その前に、彼女がタバコの火を借りたのが、当時そこで生演奏していたバンドでギターを弾いてたウチの旦那である。


その後、一人残され、他の男性客にからかわれながら、静かに飲み続ける私。(アイリッシュビールは結構好き。)


アジア人の女性が一人でパブで飲んでるとロクな事がない。

男に誘われたくて来ている、と思われるらしい。


外は横殴りの雨。ハウスメイトの彼女は新しい彼の赤のポルシェでお泊りに。

― 仕方ない。濡れて帰るか、と思い始めたときにバンドが休憩時間に入った。


で、そのギタリストが私のところへやってきた。

どうも私が絡まれているのを見て、すごくモテていると勘違いしたらしい。??


あぁ、あれね。面白くもない下品な冗談ばっかり言われて、もう沢山なんだ。

と吐き捨てるように言った私に、しみじみと静かに頷く彼。


数分、そうやって話していたら、彼が

バンドの演奏は次で終わりだから、その後送っていくと言う。

それで初めて彼がバンドのメンバーと知った私。


ミュージシャンなんて軽くて、浮ついた野郎だろうと高をくくっていた私は、

多分、ちょっと彼を見直したのだと思う。


後1ヶ月でオーストラリア生活も終わり。

最後に少し羽目をはずしてもいいか、そんな事を思った私。

流れで、彼と一緒に踊り始めた。


ミュージシャンの癖して、ダンスもちょ~下手な彼。(思い出し笑い)


その時は、なぁんも考えてなかったなぁ。

まさか結婚するとは。しかも、未だに一緒にいる。


不思議だ。出会って3日目にして、

お互いの家族や、それ迄の人生や、その他もろもろ語り合ってしまった。

-あぁこの人、私とそっくりだ。


実は、私にはてんかん、という持病がある。

発作を起こすと、周りは吃驚するし、怖いので

殆どの人が、私を微妙に避け始めるのだ。


若い時は、好きな人に近づかれても、深い付き合いを避けていた。

病気を知られて、捨てられて傷つくのが堪らなく怖かったから。


数日後、旦那と話している時、

この人なら大丈夫なんじゃないか、と一瞬感じた。

その一瞬が、通り過ぎないうちに、打ち明けてしまおう。


で、言ってしまった。


それで返ってきた言葉が、

‘結婚しちゃおうか?’である。


あれから5年半。

やはり私達は良く似ている、と思う。

ペントリッジ。

Sydney Roadを北に向かって行くと、Coburg という Suburb にPentridge 囚人収容所の跡地がある。


昔のペントリッジ収容所

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有名な Ned Kelly の遺体が、メルボルン刑務所で処刑された後、移送された場所として知られている。


(Ned Kelly:アイルランド系オーストラリア人で植民地支配への反逆者として英雄化されているが、実は泥棒。)


当時は処刑された囚人の遺体の埋葬地があり、

Ned Kellyの遺体は現在も外壁の裏に埋まっている。


こわ~いぞ~。

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その歴史的建造物に数年前、マンション建築の計画が持ち上がった。

当時私はPentridge Jailから徒歩1分の所に住んでいた。


最初は、冗談だろ、と思っていた。

未だに怖気を誘う、冷たく暗い雰囲気が漂うその場所に

まさか誰も住みたがるとは思いもしなかった。


そんな事を思っている内に、カフェとかが出来始め、

アパートや住宅の建売も始まった。


計画は現実になったのだ。


しかも、売れ行きはいい。価格が手頃だからだろう。



Reservoirに引っ越した後のある夕暮れ時、そこに旦那と行ってみた。

そこに着いて、まず感じたこと。

日本の建売住宅と同じで隣とのスペースが、ない。


そこのエリアの家はよく盗みに入られるらしい。

人のぬくもりが全く感じられない硬く冷たい空気が漂っている。


収容所の壁が周囲を冷たく見下ろしている。

中央には、当時の監視塔が残っている。

真夜中に外出したら、警報でもなりだしそうな雰囲気。



ペントリッジの外壁。

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Coburgは現在、人気度が上がり、家の賃貸料も高騰している。


雰囲気も随分変わってしまった。


これは現在のPentridgeである。

f:id:intuition358:20100331102627j:image:leftf:id:intuition358:20100331102628j:image:left







Pentridge Villageのウェブサイトへのリンク:

http://pentridgevillage.com.au

オプショップ。

オプショップと言えば、 中古服を買う場所と思っていた。

中毒歴5年目。


現在私はオプショップの店員をしているが、

最近、よく思う。



ホントここは、チャンスを買う場所。



服、家具、レコー ド、本、食器など、おなじみのもの以外にも

古いおもちゃやコレクターアイテムまである。

大人のおもちゃも寄付されるが、流石に店にはだせない。。。


特に70年代人気だったおもちゃとかは

40代のお兄ちゃん (おじさんと呼ぶべきだがどうも少年ぽい)

が友達と来て、飛びつくように買っていく。


古い木製の糸車も売った。

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f:id:intuition358:20100328011925j:image:left少し前になるが、ボトルカッターなる代物を寄付品の中に発見した。

箱は明らかに古い。 底には使用方法が書いてある。

おもろそう。 と思った。 何かむずむずしたが

またそんなガラクタを、と周りに笑われるのが落ち。

あきらめて店に出した。


約15分後。

40代と見られる男性客がそれを持ってレジにやってきた。

天国にこれから行きます~ってな顔してる。

‘ああ、売れてしまった。’


これは、50年前の商品で、

色んな色のボトルを カットして、飾りとか、グラスとか作る物だという。


子供の頃、欲しくて仕方なかったんだぁ。と彼。


Googleサーチをしてみたら、これが60年代のなんとビンテージ商品で EBay で$21で売られていた。

男性はこれを$3でゲット。なるほどシアワセなわけだ。:。。(


ちなみに私は。

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f:id:intuition358:20100312210713j:image:left

Royalの60年代のポータブルタイプライターと50年代の双眼鏡を買いました。


値段は秘密。

Profile
齢45になるベテランてんかん患者です。 お仕事はきちんとしながら オフはだらだらと生活してます。 仕事仲間には私が怠け者とはバレてません。 てんかん、っていう以外はまあ、普通。 つまんない冗談とかよく言ってます。

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ふぅみん:D

Author:ふぅみん:D
16歳の時にてんかん発病。
闘病歴24年。(な、長い!)
7年前、オーストラリアのメルボルンでソウルメイトと出会い、8ヶ月後に結婚。

性格:真面目な変人。オープンな性格。時々情緒不安定。
タイプ:エロオヤジ系。
煽てられると調子に乗る。

いつも、ありがとう。

折角ブログを覗きに来てくれる人が居るのに、
サボり癖のついている最近のワタシ。
だけど、結局戻ってくる。
どんなに長くサボっていても
その内にきっと必ず書きたくなるから。

ブログってそんなものなのかも知れない。
もう書き始めて何年になるんだろうか?

ブログと共に、
ワタシも歳をとり。
成長し。(?)
他の人のブログとつながる。

あ、あのヒト、どうしてるかな?
なんて、ワタシも覗きにいく。
毎日頑張って書いているヒト、
ぼちぼち頑張っているヒト、
さまざまだけど、
ああ、頑張っているんだな、って分かるだけで、
一日の終わりに、ワタシに元気をくれる。
ホントにありがとう。
そして、来てくれたヒト、ありがとう。

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