4月6日。イアン・カーティスの事を考えていました。

今日は、何となく数日前に見た、「Control」というドキュメンタリー映画の事を考えていた。


主人公はJoy Divisionというバンドのボーカルで、

癲癇であったイアン・カーティスという人。

Joy Division 自体はイギリス、マンチェスターをベースとした、パンクロック・ゴシックロック系インディーバンドで、後のミュージシャンにも影響を及ぼしている。

存在感のかなり強いバンドだけど、全体的に冷たい、暗い感じの曲が多いかな。


バンドという限られた社会では、ファンの女性と関係を持つのは日常茶飯事らしいが、カーティスも例外ではなく、バンドの人気が高まると共に、彼の浮気もひどくなっていった。


そんな時に出会ったベルギー出身のジャーナリストと恋に堕ちてしまったカーティスは妻も娘もいながら、彼女との不倫関係を続けていく。

それは、当然の如く泥沼の離婚騒動に発展。


彼には、母性本能を掻き立てる魅力があったんだろうな。

ま、それは置いといて。


その映画は、どちらかというと、音楽よりもカーティスの癲癇と自己破滅型の私生活に視点が置かれていた。


癲癇、という病気には色々なタイプがある。

私自身もそうだが、大発作を起こすタイプの癲癇患者は、

恐らくみんな、ある種のトラウマを抱えている。


カーティスも、ステージでのパフォーマンス中にたびたび大発作をおこした事が知られている。


自分が突然倒れて痙攣している所なんか、誰も想像したくない。

どうしようもない不安、自己嫌悪感、恥ずかしさ、無力さを誰しも経験する。


カーティスには、愛されたいという欲求が、より強かったのかも知れない。

繊細でありながら、自分勝手。-私達の陥りやすい罠。

でも、そんな男を夫に、父親に持ったら。。。大迷惑だろうなぁ。


癲癇だからといって、好奇の眼差しで見られるのは嫌だ。

必要以上に同情されるのも嫌だ。。


でも、'自分は可哀想'と思ってない? 自己中心的である権利があるって、思っていない?

自分がもし癲癇にならなかったら、私はこの病気をどう見ただろう。


痙攣しながら倒れるすさまじい光景を見て、どう感じるだろう。

何も感じないでいられるだろうか。

怖い、とは思わないだろうか? 可愛そう、と思わないだろうか?


結局は癲癇患者も、長所も短所も普通の人同様にある、生身の人間。


カーティスは自分の卑怯さや弱さにも幻滅していたのだろうか。と、私は勝手に思った。


彼の音楽自体は、私はどうもなぁ。

作詞を担当していたのがカーティス自身という事もあり、

彼の苦悩と孤独感が表に出ている。

同じ病気を患う私にはちょっと刺激強すぎだなぁ。


ゴシックロックバンドに強い影響を及ぼしているというのも納得。

Iggy Pop の ステージで踊る姿が、気のせいかカーティスと酷似している。

彼がカーティスの影響を受けているか否かは知らないが、彼のアルバム、The Idiot が 「Control」 の、カーティスの自殺シーンで使用されたのは知らなかった。

もしかして関係あり?-成る程。逆にカーティスがIggy Pop の影響を受けてたのね。


私は、

幸せだなぁ♪(加山雄三。-古すぎ。)


全てを受け入れて愛してくれるパートナーと友人がいる。

その事が、私に勇気と、自信を与えてくれている。

何にも換えがたい、私の宝。

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齢45になるベテランてんかん患者です。 お仕事はきちんとしながら オフはだらだらと生活してます。 仕事仲間には私が怠け者とはバレてません。 てんかん、っていう以外はまあ、普通。 つまんない冗談とかよく言ってます。

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ふぅみん:D

Author:ふぅみん:D
16歳の時にてんかん発病。
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7年前、オーストラリアのメルボルンでソウルメイトと出会い、8ヶ月後に結婚。

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