考えすぎかも知れないけど。

「ハーフ・カースト」という言葉がある。
普通英語では、いわゆる「ハーフ」の事を言うらしく、アメリカやイギリスでは大して目くじらを立てる人はいないようだ。
だけど。

オーストラリアでは意味が多少違う。
ハーフはどこにでもいるから、別にハーフとも言わない。
オーストラリアで言う「ハーフ・カースト」はつまり
ハーフ・アボリジニの事を指しているのだ。

この言葉の意味をよく考えてみると
残酷な言葉だと思う。
普通の階級制度に属さない。
その半分でしかない。

通常の英語なら、
二つの文化の中間だから固定の文化を持たない
という意味になるのかもしれないけど
オーストラリアでのニュアンスは文明を半分しか持っていない
という感じに取れてしまう。

昔、アボリジニと関わったことがある。
その時に彼が言っていた。
オーストラリア人はアボリジニの事を半分しか人間じゃないと思っている。と。
進化が途中で止まってしまった原人と現代人の中間だと思っている、と。

町で出会うアボリジニの殆どが定職を持たず、大麻とアルコールにおぼれ、政府の補助金で生活している。
そんな彼らを、「オーストラリア人の払う税金で生活している」という人。
でも、アボリジニは平等に就職の機会を与えられているのか。
表面だけの平等でなく、実際の。

ハーフ・カースト、という言葉。
差別語とワタシは思う。
でも、「アボリジニ」という言葉も差別語に近い。
「原始からの種族」という様な意味だから。

進化、なんていうけれど
進化の為に生まれた問題も多い。
「遅れてる」とかワタシもよく使う言葉だけど
何と比べてそう言っているのか、ちょっと考えてしまう。

現人類が生まれる前に進歩した文明があったという話を思い出す。
科学や技術の進歩に執着しすぎて人類は一度自滅したという話。
進歩への執着は落とし穴だとしたら。
世界で、「原住民」と言われる人たちは
実際には自称「現代人」よりずっと賢いのかもしれない。
自然と共存していく方法を知っている。

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齢45になるベテランてんかん患者です。 お仕事はきちんとしながら オフはだらだらと生活してます。 仕事仲間には私が怠け者とはバレてません。 てんかん、っていう以外はまあ、普通。 つまんない冗談とかよく言ってます。

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ふぅみん:D

Author:ふぅみん:D
16歳の時にてんかん発病。
闘病歴24年。(な、長い!)
7年前、オーストラリアのメルボルンでソウルメイトと出会い、8ヶ月後に結婚。

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タイプ:エロオヤジ系。
煽てられると調子に乗る。

いつも、ありがとう。

折角ブログを覗きに来てくれる人が居るのに、
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だけど、結局戻ってくる。
どんなに長くサボっていても
その内にきっと必ず書きたくなるから。

ブログってそんなものなのかも知れない。
もう書き始めて何年になるんだろうか?

ブログと共に、
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あ、あのヒト、どうしてるかな?
なんて、ワタシも覗きにいく。
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ああ、頑張っているんだな、って分かるだけで、
一日の終わりに、ワタシに元気をくれる。
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そして、来てくれたヒト、ありがとう。

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