ありえた未来。

先々週まで読書三昧。
先週からは映画三昧。というか、DVD三昧。

そして今日始めて見たのが、「The Lake House」(邦題、「イルマーレ」)。
特にキアヌ・リーブスのファンでもサンドラ・ブルックのファンでもないけれど
現地人ビューアーのレビューが良かったので、期待せず見ました、が。
良かった。
見終わるまで、韓国版がある事も、あらすじが自分の解釈と違う事も全く知らなかった。

キアヌ・リーブスは歳を重ねて、いい味が出てきたけれど、
相変わらず彼らしい非現実的な雰囲気も健在で、映画のファンタジー性を更に強調している。
サンドラ・ブルックも細かい演技が出来るようになっている。

この映画はあくまでもファンタジーである。
夫が、これは日本映画が原作なんだ(彼は「ラブレター」が原作と思っていたらしい。)
と言った意味も良く分かる。(あらすじだけ読んで、見てもいないのに。。。)

レイクハウスは、有名建築デザイナーである主人公アレックスの父親がデザインした、湖畔のコテージ。
2004年、そのレイクハウスに引っ越してきたアレックスは、以前のテナントと称する女医のケイトから手紙を受け取り始める。家の前のポストに直接投函される手紙。でも、彼らが直接会うことはない。
片方は、「過去」から投函される、もう片方は「未来から」投函される手紙だから。

実は主人公の二人は2004年のサンドラ扮するケイトの誕生日パーティーで、会っている。
当時、ボーイフレンドのモーガンと上手く行っていなかった彼女、
外でアレックス(キアヌ)と「恋愛における、タイミング」について、しんみり語り合っているわけだが
そんなプライベートな事を話しているうちに、感情も揺れてきて
初めて会ったアレックスに対して、「絆(恋?)」みたいなものを感じてしまう。
そしてタイミングよく家の中から流れてきたロマンチックな音楽に誘われて
スローダンスしているうちにキスしちゃうのね。(それだけなんだけど)

その時、アレックスはケイトが手紙の主だという事は知らない。
手紙。ポストを開けるときの、あのどきどきとそわそわ。
見ず知らずの、独身同士。

そんなアレックスの未来との文通。
「こんな事ありえない。」「でも、実際に起こってる。」
「私とゲームする気ない?」
孤独なケイトの心のよりどころが、このゲーム(過去との文通)。

そんなやりとりの途中でケイトが触れた、「レイクハウス駅で無くした父親から貰った本」、
ジェーン・オースティンの『説得』。それでアレックスは思い出す。
あの女(ひと)じゃないか。。。

「明日、食事をしないか?会いたいんだ。」
「本気?」
「これ以上ないほど本気だ。」
「じゃ、二年後。」
「明日。」
「二年後。」
「分かった、じゃぁちょうど2年後に会おう。」

でも、その二年後、バレンタインデーにアレックスはレストランに現れなかった。
その代わりに彼はケイトの目前で、交通事故死してしまう。
ほぼ文通のみで顔も覚えていないその男がアレックスである事を知らない彼女は
レストランに現れなかった彼にこう書く。
「もう遅すぎる。タイミングを逃したの。もう手紙を書いてこないで。」

ストーリーにはかみ合わない部分もあるが、
そんな事はもう気にしないで迷路に迷い込んでしまえばいい。

2008年、モーガンとレイクハウスでの結婚を決めたケイトは
バレンタインデーにアレックスの弟の建築デザイン会社に相談に行く。
そこで昔のレイクハウスのデザイン画を見つけた彼女は
それを描いたのがアレックスである事、彼が2年前に死んだ事を彼の弟から聞き知る事になる。
彼女は2年前に向けて手紙を出す。そしてレイクハウスでアレックスを待つ。そして。。。

ラストは、二つの見方が出来ると思う。
ハッピーエンド。
過去を変えられたなら、起こりえた今。

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齢45になるベテランてんかん患者です。 お仕事はきちんとしながら オフはだらだらと生活してます。 仕事仲間には私が怠け者とはバレてません。 てんかん、っていう以外はまあ、普通。 つまんない冗談とかよく言ってます。

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ふぅみん:D

Author:ふぅみん:D
16歳の時にてんかん発病。
闘病歴24年。(な、長い!)
7年前、オーストラリアのメルボルンでソウルメイトと出会い、8ヶ月後に結婚。

性格:真面目な変人。オープンな性格。時々情緒不安定。
タイプ:エロオヤジ系。
煽てられると調子に乗る。

いつも、ありがとう。

折角ブログを覗きに来てくれる人が居るのに、
サボり癖のついている最近のワタシ。
だけど、結局戻ってくる。
どんなに長くサボっていても
その内にきっと必ず書きたくなるから。

ブログってそんなものなのかも知れない。
もう書き始めて何年になるんだろうか?

ブログと共に、
ワタシも歳をとり。
成長し。(?)
他の人のブログとつながる。

あ、あのヒト、どうしてるかな?
なんて、ワタシも覗きにいく。
毎日頑張って書いているヒト、
ぼちぼち頑張っているヒト、
さまざまだけど、
ああ、頑張っているんだな、って分かるだけで、
一日の終わりに、ワタシに元気をくれる。
ホントにありがとう。
そして、来てくれたヒト、ありがとう。

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